外壁についた鳥のフンを放置すると危険?!放置によるリスクと清掃方法を解説

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外壁についた鳥のフンを放置すると危険?!放置によるリスクと清掃方法を解説

戸建て住宅に住むあなたは、家の外観を綺麗に保ちたいと思っているのではないでしょうか。
せっかくのマイホームですから、美しく、そして安全に暮らしたいですよね。
しかし、外壁に鳥のフンがつくと、見た目だけでなく、健康面や建物の寿命にも影響があることをご存知ですか。
この記事では、外壁についた鳥のフンを放置することで発生するリスクと、安全な清掃方法について解説していきます。

外壁についた鳥のフン放置のリスク

「外壁についた鳥のフンは、雨で流れ落ちるから大丈夫だろう」
そう思っている方もいるかもしれません。
しかし、実際には、鳥のフンは乾燥すると雨で落ちにくくなり、外壁にこびりついてしまいます。
放置することで、様々なリスクが考えられます。

1: 健康被害をもたらす

鳥のフンには、様々な病原菌やウイルスが含まれています。
乾燥すると、フンの粒子が風に乗って飛散し、室内に侵入する可能性があります。
そして、オウム病やニューカッスル病、クリプトコッカス症などの原因になることも。
健康な人であれば、無症状か軽症で済む場合が多いですが、免疫力が低下している人や小さなお子様は、重症化する可能性もあります。

2: 外壁が劣化しやすくなる

鳥のフンには、尿酸が含まれています。
尿酸は、外壁を腐食させる原因となり、放置すると外壁の劣化を早めるだけでなく、美観を損なうことにも繋がります。
また、フンが外壁に付着したまま放置すると、雨水が浸透しやすくなり、外壁の内部にまでダメージが及ぶ可能性も。
外壁の寿命を縮め、思わぬ修理費用が発生する可能性も考えられます。

外壁についた鳥のフンを安全に清掃する方法

鳥のフンは、放置すると様々なリスクがあることがわかりました。
では、どうすれば安全に清掃できるのでしょうか。

1: フンを湿らせる

鳥のフンを清掃する際は、いきなり拭き取ろうとせず、霧吹きなどで十分に湿らせることが重要です。
乾燥した状態で拭き取ると、フンの粒子が飛散し、健康被害や二次汚染のリスクが高まります。

2: 布や古紙で丁寧に拭き取る

フンを湿らせたら、布や古紙などで丁寧に拭き取ります。
強くこすりすぎると、外壁を傷める可能性があるので、優しく丁寧に作業を進めましょう。

3: 消毒をする

フンを拭き取ったら、必ず消毒液でしっかりと消毒してください。
消毒液は、市販のアルコール消毒液や、塩素系漂白剤などを薄めて使用することができます。
フンに含まれる病原菌やウイルスを死滅させ、二次感染を防ぐために、消毒は必須です。

4: 清掃に使用したアイテムは処分する

鳥のフンには、病原菌やウイルスが含まれているため、清掃に使用したアイテムは、必ず処分しましょう。
特に、布や古紙は、再利用せず、ビニール袋などに密封して廃棄してください。

5: 高所の清掃は専門業者に依頼する

高所の清掃は、転落の危険性があるため、安全対策をしっかりと行う必要があります。
不安な場合は、無理せず、外壁の専門業者に依頼することをおすすめします。

まとめ

外壁についた鳥のフンは、放置すると健康被害や外壁の劣化など、様々なリスクがあることがわかりました。
鳥のフンを発見したら、早急に清掃を行い、安全で快適な住環境を維持しましょう。
清掃する際は、安全に十分注意し、不安な場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

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